方づえ補強腕木

発明の名称:方づえ補強腕木
出願番号:特許出願平9-114948   出願日:1997年(平9)3月29日
公開番号:特許公開平10-273931  公開日:1998年(平10)10月13日
特許番号:第2979300号       登録日:1999年(平11)9月17日
本権利消滅日:2008年(平20)9月17日
出願人:有限会社創馬エンジニアリング   発明者:馬田 一博

現在の日本は、人口の都市への集中や都市機能の高度化に伴って、農山村地域が活力を失ってきています。
特に林業は、高齢化と作業者、技能者の不足、原木の有効利用不足等によって低迷しています。
しかしながら、国内には、豊かで巨大な市場があります。
住宅産業においても増改築、耐震補強等の潜在需要もあります。

したがって、間伐材等の未使用樹種の加工、新製品の開発等を進めて、付加価値を高めれば、林業の未来も開けるのではないでしょうか。

方づえ補強腕木によって、軒先の見栄えが良くなります。
さらに、在来軸組工法の耐震補強ができます。壁式の耐力壁を減らすこともできます。
このことは、平面プランの自由度が増し、良い居住空間をもつ住宅を提供することができるということです。

既存住宅の増改築、及び耐震補強が容易に実施でき、かつ、意匠的に美しい建築物ができます。

図16に示すように、未利用樹種の付加価値が高まり、林業の活性化に貢献できます。
方づえ補強腕木-図15-16